遠隔操作での誤認逮捕
2012.10.19
カテゴリ：PC
遠隔操作での誤認逮捕
『真犯人ではない方を逮捕した可能性は高い。そうだとすれば、お詫びを含めた適切な対応を図る』と警察庁のトップは言っているが、自らなのか、大学の意向なのかは知らないが、神奈川県の19歳の大学生は、既に退学しているのだそうで、他人の人生を狂わせるとんでもない事だ。
今時、IPアドレスで履歴を追跡される事は、PCを多少でもやる者には常識で、大阪の方に至っては実名だったという。この時点でおかしいと思わなかったのだろうか。脅迫するのに実名を使う人間がどこにいるのか。取り調べの事は絶えず問題になり、可視化が論議されている。現場サイドは否定的でも、こんな誤認逮捕があるのでは、自白の信憑性を知る上でも、絶対必要と考える。
このネット社会では、何時か自分が巻き込まれて、今回の方々と同じ立場にならないとも限らず、三重県警の『IPアドレスの一致だけで逮捕に踏み切ったのではない。適切な手順を踏んでおり、誤認逮捕という認識はない。』との言い様だ。この『誤認逮捕という認識はない。』の文言は、自分たちには間違いがないと言う、何かある毎に言われる常套句で、とても違和感を覚えるのは俺だけか。『謝って済むのだったら警察はいらない。』と冗談の如く世間は言うが、裏返せば警察に間違いがあってはならないと言う事だ。
