NASA Home
2013.01.13
カテゴリ:その他
NASA Home
たまにNASAホームを覘くと興味深いニュースに出くわす時がある。つい先日1月9日にカリフォルニア州パサデナのジェット推進研究所は、小惑星Aphophisは2036年に接近して地球に影響を与える可能性を否定したらしい。
この惑星は2004年に発見され、ドイツの少年が軌道計算した結果、地球に衝突する可能性が高いと発言、公共機関がそれを肯定したと言われていた。1月8日のアポフィスの最接近時にハーシェル宇宙望遠鏡による観測で、従来よりもアポフィスの直径は大きい事がわかり、新たな観測では、従来直径約270 ± 60 mだったものが約325 ± 15 mに修正されたと言う。これにより質量は約75%増大したので、当面は回避されても地球の引力と、アポフィスの新たな質量で軌道が代わり、遠い将来は未知数のようだ。