草枕冒頭の一節の如く
2013.03.01
カテゴリ:日々
草枕冒頭の一節の如く
弥生三月暦の上ではとっくに春ですが、今このブログを書いている3時少し前はは、とても強い風が吹いていて春一番になりそうな気配です。
話は変わってその昔、今となっては大昔の部類になりますが、TVのコマーシャルで、当時の私には意味不明の文言がありました。ぐっと握ったスポンジを水に浸けた時の様に、我が知識欲旺盛だった頃の言葉として忘れられず、頭にしっかり刻み込まれているのですが、当時は小説の一部だとさえ知りませんでした。現在私が日々感じる様に、夏目漱石もつくづく面倒くさいと思った世の中なのでしょうか。『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。(とかくこの世は住みにくい。)』CMでは小かっこ内??