どうにも腑に落ちない
2014.06.09
カテゴリ:その他
どうにも腑に落ちない
小保方晴子さんがSTAP論文を取り下げる事に同意したと伝わっている。あれほど自信を持って論文撤回を否定していた彼女に、いったい何があったのか。そもそも理研での彼女の立場は、ある期間内に成果が出なければ、辞めさせられると言う、危うい環境にあったらしい。今でもSTAP細胞はあると言う彼女は、なんで取り下げる事に同意したのか。検証実験に自らが参加するためには同意せざるを得なかったのか。弁護士が就いていると言えども、孤立無援のような感覚になってしまったのか。彼女と理研の話し合いの場に、弁護士が同席していなかった事から憶測すると、不在を条件に内々に理研側から働きかけがあったように邪推するのだが・・・。腑に落ちない事だらけで悲しいね。
『草枕』冒頭の一節。
『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。』