謙虚と傲慢をはき違え
2017.11.02
カテゴリ:政治
謙虚と傲慢をはき違え
与党自民党が今回の選挙で大勝してしまいました。今回は定数是正のため10議席ほど減ったのですが、分母が減ったにもかかわらず、前回の議席数を維持したのは大勝に他なりません。なのに、何故か謙虚と言う言葉を事ある毎に連発していました。
自民党の上層部になるほど発する言葉なのですが、その言葉とは裏腹に、議会では議席数に応じた質問時間にするようにとの意見が、自民党の若手議員から出たというのです。どこを謙虚と言うのでしょう。
その意見と言うのは情けなくも、TVに映る時間が少ないと地元の支持者から出たというのです。マスコミに露出が少ないのは議員自身の能力でしょう。自分の意見を持たず何の疑問も持たず、上からの言いなりに事を運ぼうとする人間の何処に目を向けるのですか。単に数合わせのための人員に過ぎないと自ら言っているのと同じ事でしょう。安倍首相自身関わりのある森友・加計問題も絡んで、またもや斟酌やら忖度をする取り巻き達が、野党の質問時間を都合良く減らす意味で、渡りに船とでも思ったのでしょう。まったく謙虚と傲慢をはき違えていませんかってんだ。