今、タンザニアでは
2012.12.25
カテゴリ:その他
今、タンザニアでは
コーヒーの産地、タンザニア キリマンジャロの麓でも、先天的に色素が欠乏している人たちがいる。世界各地に遺伝的要素で、約2万人に一人の割合で生まれてくると言う『アルビノ』だ。『みにくいアヒルの子』と言う童話があるが、アヒルの家族に紛れたばかりに、アヒルとしては異端児扱いを受けるが、本当は美しい白鳥の子だと言う物語だ。
今タンザニアでは、アルビノ狩りが横行していて、過去に何十人も殺害されていると言う。北欧に生まれるのなら、一段と肌が白くとも紛れてしまうのに、肌が黒い人の中に生まれれば、当然目立ち人目につくし話題に上る。顔立ちはその地域の人そのものなのだ。この迷信がはびこり、殺人まで発展してしまう、閉鎖社会を変えようと奔走している人たちにエールを。キリマンジャロの更新と前後して得たニュースだ。