エチオピア モカ
2013.06.01
カテゴリ：珈琲
エチオピア モカ
日本発2008年に問題になったコーヒーの残留農薬は、生産段階での農薬の使用が無い事が分かり、たどり着いた結論は生豆を入れる麻袋が原因だとエチオピア政府は言っています。エチオピア国内の流通経路の問題、対日輸出に関しては私は知る由もないのですが、未だに対日本向けの輸出は5割程度しか回復していない様なのです。日本向けが減った分は他の国に振り分けているようなのですが、質の良いコーヒー豆を相応の値段で買い取るのは日本だけの様で、輸出担当者は日本市場を重要視していると言っています。
麻袋の管理は農薬問題が発覚してからは、コーヒー豆が出荷される年に生産された麻袋以外の使用を認めておらず、昔作られた麻袋の使用は、麻そのものの生産過程の農薬使用の可能性が高いため、使用は禁止になったようです。そもそもエチオピアでの農薬は、値段が高く一般農家では買えないため、当初から農薬の入り込む余地は無いと、コーヒー関係者は言っていたようで、今年7月からは全ての麻袋にバーコード付きタグを付け、流通経路をさかのぼれる様にすると言う事なので、早く以前の形に戻ればと願っているのです。
