パーコレーター

荒めに挽いたコーヒー粉を、ポットの中のバスケットに入れ、直火にかけ煮立てます。沸騰したお湯が蓋のガラスドームに吹き上がり、コーヒー色が付いたところを見計らって、火からおろします。
フィルターを使わないで煮出すので、味そのものの好き嫌いと、コーヒー粉か沢山沈殿しますので、飲む時にざらついて好みの分かれるところです。容器そのものは単純構造ですから、壊れにくく扱いやすいので、アウトドアなどでは重宝します。
その当時の物とは当然違いますが、ボナンザ、幌馬車隊、ララミ一牧場等、西部劇の世界でよく見かけた器具です。特にローハイドでは、重ねたダッヂオープンと共に、頻繁に登場していました。