モカイルガチェフ

世界的にコーヒー生豆不足になっていて、モカイルガチェフは農薬問題も絡み今もこれからも、少量ずつの入荷しかない状況にあります。それに伴って値段がアップしていますが、価格に転嫁しないで済むようにと努力しています。農薬問題が未だに尾を引き、現在も少量の入荷しかないモカイルガチェフですが、一旦ドイツに輸出したものを、再度農薬検査した上で、輸入したものを私は使用しています。入荷次第焙煎して店頭に出しますが、少量ですので単発的になります事をご容赦下さい。
珈琲の名の由来とされる南西部のカーファ地方南部のジダモ地方が主要産地ですが、東部のハラーもモカ・ハラーの異名を持っていて独特の強い風味がありすばらしい芳香とコクがあります。また太古から野生の珈琲が自生し、かつては『アビシニア珈琲』と呼ばれて、すべての珈琲の先祖だとも言われています。私の扱うモカイルガチェフは、シダモ地方のイルガチェフ村産です。言うなればエチオピア・シダモ県・イルガチェフ村と言った按配でしょうか。シダモの中でも最高級品、G1を産出するイルガチェフ村です。