やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

これからは、立体映像

これからは、立体映像

3Dカメラ

 いよいよ日本でも3D映画のハード作りが本格的に動き始めたようだ。水面下では当然古くから研究開発をしていたのだろうが、ここにきてこの業界はとても賑やかになってきている。少し前までは3Dと言うと赤と青のメガネをかけて立体感を出していたのだが、その方法だと色が分かりにくく、暗いシーンの映像は立体感が消え、目が非常に疲れたことを思い出す。

 私が初めてこの手のものを見たのは、ホラー映画の13日の金曜日なのだが、怖がらせる場面がある為に全体的にいつも暗くて観ずらく、映画の内容より3Dに軸足を置いたようなつまらない映画だった。私は別にホラー映画が好きなわけではなくて、当時ヒットしていたこの映画の三作目に引っ掛けて3Dにしたようだ。他にこの手の映画は無かったように思う。

 立体的に映画を見せるためには、脳をいかに勘違いさせるかに掛かっているようで、それもスムーズに疲れさせないような技術を各社競っているわけだ。話は多少脱線するのだが、私が最初に買ったPCはソニー製だった。その理由は簡単で映像、音楽系に特化したソフトが入れてあったからで、自らもハリウッド映画コロンビアを買収したりしていた。

 その様なわけで私はこの手のハードはソニーが開発をして、いの一番に出してくるのではないかと思い込んでいた。門外漢の私は詳しいことは分からないのだが彼の会社の3Dカメラは、やたらと大掛かりで大きいもので、もう少し小さくならなければカメラマンも大変じゃなかろうかと思っていた。そこへパナソニックから小さめのカメラが出てきた。

 どちらにしても今の所は、裸眼では立体感を得られないようで、やはりメガネを掛けて観賞することになるようだ。見た目は素通しのように見えるが、左右で光の周波数を変えたレンズを使うようで、前のように暗いシーンを見てもも疲れないようになると良いのだが、映画好きの私は大いに期待したい。

 今回の3Dはフレームシーケンシャル方式という技術がメインらしい。解像度、色情報を損なうことなく、フルハイビジョン時代の高画質が3D化される。それどころか、3Dカメラでなければ再現し得ない光沢や方向感など新たな情報も付加されているようだ。高画質という側面からも3D技術に期待がかかっている。

 大手家電メーカーがこぞって3Dディスプレイを展示した今秋の展示会から、来るべき3D時代へ向けた各社の取組が本格化して行くように思う。モノラルからステレオへ、白黒がカラーへ進化したように「2Dから3Dへ」という進化は誰にも止める事が出来ない。その仕上がりに希望を持ちつつ、コンシューマー向け3D製品の登場を、期待を込めて待ちたいね。

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