やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

ラスベガス

ラスベガス

お土産のマグカップ

 先日、会社の後輩だった人が、ラスベガスに行って来たからと、お土産とお土産話を携えて遊びに来てくれた。行ってきたのは去年で、その後直ぐに我が家に来たいと連絡があったのだが、私側の一方的理由で、来てもらうのが延び延びになってしまっていた。私は顔を見るなり、何でラスベガスなのと、問いかけけてしまったが、若い彼にとっては、人生への貯金、これから長い人生を生きて行くのに、たくさんの引き出しはあった方が良いと思ったのだろう。

 私のイメージのラスベガスは、間違っているかもしれないが、博打の為に砂漠に人工的に作られた町、カジノ、マフィア、等マイナスイメージが付きまとう。だからこそ何でラスベガスなのと問いかけてしまったのだが、本人が撮ってきた写真を見ると、さすがカジノで栄えている町で、夜景がとてもきれいでさすがとも思うのだが、私の興味はどちらかと言うと、そこを拠点にして行ったグランドキャニオンの方に魅力を感じたのだが。

 私などは同じ日数、金を使うのだったら、キャンピングカーを借りて、アメリカの大地を旅する方を選ぶのだが、価値観が違うから如何ともしがたいし、若い本人の糧になればよい事ではある。町の成り立ちを考えた時、そしてここまで町が大きくなった事も含めて、近年までマフィアが深く関わっていた。それは映画の題材、舞台にもなっていて、ゴッドファザー、カジノ、レインマン、世界最速のインディアン、等々数多くある。

 ラスベガスは1820年代後半、ソルトレイクシティからカリフォルニアを目指すモルモン教徒によって発見された。ネバダ砂漠の中にあってこの付近は窪んだ地形となっており、オアシスとなっていた。「ベガ」とはスペイン語で「肥沃な草原」の意で、「ベガス」はその複数形。これに女性定冠詞(複数形)を付けて「ラスベガス」となり、それが固有名詞となった。

 1840年代末に現在のカリフォルニア州で金が発見され、ゴールドラッシュが起ると、カリフォルニアに向かう砂漠の 中の貴重な中継地点として、定住する者が現れた。1905 年、ユニオン・パシフィック鉄道の開通に伴って、水の便の良いラスベガスは蒸気機関車の給水地となり、現在のダウンタウンに駅が造られた。

 金鉱ブームも去った頃、1929年の株式大暴落に端を発した大恐慌が起り、さしたる産業のないネバダ州では、税収確保の為1931年賭博を合法化した。折しもルーズベルト大統領のニューディール政策によって、近郊にフーバーダムが建設されることとなり、労働者の流入と安価な電力の 供給で、街は大きく発展した。

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