椅子、座面の張替え
2010.05.05
カテゴリ:その他
椅子、座面の張替え
大分前より気になっていて、今まで手付かずのままになっていた食卓の椅子、中のスポンジもくたびれて弾力がなくなっていた。それと張ってある生地の汚れも目立ってきたので、手直しをしようと板を買ってきたのだが、今回はスポンジも生地も張らずに、板だけにしようと見栄えの良い寄木風のものにした。クッションなどは、汚れたら直ぐ洗えるので後で座布団でもひけば良いし、カミさんの父親の残した大工道具の中に、タッカー等もあるのでスポンジを入れて止めても良かったのだが、今回は悩んだ末に見送ることにした。
先日来、4客ある椅子の内、2客の座面をはがしたのだが、予想どうりあちこちぼろぼろで、もとの座面の材料をそのまま使う訳にはいかなかった。そこで、はたと困ったのが加工なのだが、板を直に表面に出すとなると見栄え良い加工技術が必要となるが、手持ちの道具と腕ではそこまで綺麗にはなりそうも無く、今は亡きカミさんの父親に弟子入りでもして、伝授してもらっておけば良かったと、カミさん共々思ったが時既に遅しだ。宮大工までこなした人だから、今我々が住んでいる家だって、造作も無い事だったろう。椅子を直しながら思い出してしまった。