一周6kmの散歩
2010.05.17
カテゴリ:日々
一周6kmの散歩
この地球上に生きる動物達は食物を得るために動き回り、その日の糧を得る仕組みが出来上がっているが、人間だけはある時期から例外になってしまった様だ。昔はその日の糧を得るために動き回り、エネルギーを消費してまた翌日も繰り返す。言うなれば食べた量とその消費のバランスが良かったのだ。欧米人など狩猟民族は高エネルギーの食料を得ているが、消費メカニズムが長い年月を経て、DNAに刻み込まれ上手に消費する体質になってきた訳だ。
振り返って我々農耕民族の日本人はエネルギーの消費は少なくて済む様に、やはり長い歴史を掛けてDNAに刻み込んで来たのに、欧米に押し付けられた食文化を急激に取り入れたが為に、日本人の低エネルギーDNAが欧米化に着いていけない状況にある。長い歴史があるそれぞれの食べ物の文化は身体に刻み込まれているという事だ。最近の研究で日本人の多くに欧米人には無い、海藻を分解する酵素が見つかったそうで、ここにもその結果が出ている。
とにかく食べた分位は消費しないと、全部脂肪になってしまうので動かなければならない。ごちゃごちゃ書いたけれど、大した量も摂取していない、エネルギーの消費の為に、歩いたという回りくどい言い訳なのだ。一周6kmを1時間で、結構早足でこの時期は汗が滲む。