何の花びら ?
何の花びら ?
我が家には鉢植えのコーヒーの木が2鉢あるが、当然熱帯の植物なので、寒さにはめっぽう弱い。これからのシーズンは表に出して陽に当てるのだが、面白いことに陽に当てっぱなしにしておくと、葉っぱが焼けて茶色に変色してしまう。そのため現地のコーヒー園でも他の高い木を植えて、日陰を作ってやっているらしく、ぎらぎら照りつける熱帯の木にしては、珍しい特性を持っている。当初そんな事とは知らない私は夏場の暑い時に、一日中、表に出しっぱなしにして、葉を変色させてしまったことがある。
コーヒーは放っておくと大きくなって、持ち運びが出来なくなってしまう。四季のあるこの日本では地植えが出来ず、鉢植えからは逃げられないコーヒーの木は、重くならないようにその都度、私に枝を切られていじけ気味だ。原産地はアフリカ、エチオピアの高地、アカネ目アカネ科の常緑樹、年2回花を付け実を付けるが、我が猫の額に植えてある柑橘系3本の花は、種類がまったく違うのにそっくりな花を咲かせる。その中で私の好きなカボスは、ムクロジ目ミカン科の常緑樹、おしべ、めしべが違うぐらいで、一瞥した位では分かりにくい。
最も花だけを見るとそうなのだが、コーヒーは一列に花を付け、柑橘系はそれぞれの枝に、ばらばらに花を付け葉も違うから、本来比べようがないのだが。・・・・今現在、外から強烈なカボスの花の香が、家の中に漂ってきている。