お熱いのがお好き ☆☆☆☆
2010.07.09
カテゴリ：映画
お熱いのがお好き ☆☆☆☆
この作品は、ビリー・ワイルダーが監督した、1959年のコメディ映画で、トニー・カーティス、ジャック・レモン、マリリン・モンロー主演の作品で掛け値なしに笑える。この作品のお奨めは絶対日本語吹き替えで見たほうが良く、俳優達の身振り手振り、表情の演技に集中できるからだ。字幕を見ているうちに、ベストシーンを見逃すのはとっても勿体無い。それに、なんと言っても古い映画なので、音質などに拘らなくても良く、ビリー・ワイルダー笑いの世界にどっぷりと浸かって欲しい。
禁酒法時代のシカゴ。聖バレンタインデーの虐殺を目撃したため、マフィアに追われる破目になった、サックス奏者のジョー（カーティス）とベース奏者のジェリー（レモン）は、シカゴから逃げ出すために仕事を探すが、団員を募集していたのはフロリダに向かう全員女性の楽団だけだった。
女装してジョセフィン、ダフネとなって女性楽団にもぐりこんだ二人は、その楽団の女性歌手でウクレレ奏者のシュガー（モンロー）に恋をしてしまう。フロリダでジョーは男の姿に戻り、シェル石油の御曹司としてシュガーに接近する。
一方ダフネに変装中のジェリーは、本物の大富豪オズグッド3世から求婚されるが、仕方なく自分は男だと告白する。それでも良いというこのシーンも腹を抱えて笑える。
