やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

NEC MS DOS

カテゴリ:PC

NEC MS DOS

ワープロ専用機

 私がまだ東京に住んでいた30年程前に、マチュア無線で知り合った人がNEC製MS DOSのパソコンを持っていた。その当時はまだインターネット等というものは下々に知れわたっていない時で、何に使うのか明確な意思を確認し損なってしまったのだが、使い道が分からないままモノ珍しく観察したことがある。当時の記録メディアはペラペラの直径200mm位の円盤状のもので、何か心もとない印象だった。ある人はカセットテープに記録を残す事もあり、カセットは通常デッキで再生をして聞いたことがあるが、ピーピーガーガーと壊れたラジオのような音が記録されていた。

 私は興味を持ったものの使い道がわからず、今のようにネットに繋げる様子でも見せられれば、その時点でやってみようという気持ちも起きたのかも知れない。何はともあれマウス等というものはなく、すべてキーボード上での操作だったように思う。その後、末の妹が証券会社に入社した時に、キーボード打ち込みの練習用と思われる、ワープロを支給(買わされた?)されたらしく、要らないからと私のところへ持ち込んできたのだ。シャープ製のワープロ、画面は縦に10行ほどで少し長文になると、上の方に消えて行くというものだった。

 そのワープロも買い替えの時が来て、側に楽しくパソコンを使っている人でもいたなら、間違いなくパソコンに走ったのかも知れないが、不幸にもその時点で私も引越し、周りに誰もいなくなってしまっていた。同じ値段で店頭に並べられたワープロとパソコン、今でこそ各メーカーはワープロ専用機の生産を止めてしまったが、当時パソコンを買うにしても明確な使い道がないと如何せん買い難い。(と思っていた。)私の選んだものはNEC製の文豪、10インチの画面で黒いバックに白い文字が出る、画像編集ソフトも付いた、後になって分かるのだがオプションでインターネットも出来るものだった。

 当時オプションというと純正品しかなく、今のようにパソコン周辺機器メーカーに、かゆい所に手が届くほどの盛況さはなく、メーカーの下請けに徹していたように思う。インターネット用オプションと言ってもベラボーに高く、同じ値段を出すのだったらとハンドスキャナーを買ったのだ。当時それ程インターネットへの知識はなかった。この時の事を書き始めたら書いても書き足らない程の話はあるけれど、又の機会に譲るとする。 

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