サイフォンの熱源
2010.12.11
カテゴリ:Tools
サイフォンの熱源
今でこそコーヒーを淹れる時はドリップを使っているが、これに落ち着くまでは色々試してみた。その中でも歴史が長く初期の頃から使っているものにサイフォンがある。サイフォンも底が平べったいものから、卵型、フラスコが真ん丸の物まで多種だ。このサイフォンも今は使わなくなり、物置の隅に追いやられているが、一時期はこればかりを使っていた時期がある。お客が来た時は味もさる事ながら、演出効果抜群で、コーヒーの淹れ方、道具の使い方、どれで淹れた方が一番美味しいか等で大いに盛り上がったものだ。
そのサイフォンの欠点はたくさん飲みたい時、人数が多い時には何度も同じ作業を繰り返さなければならず、慌てると欠けたりと煩雑になりがちな道具だ。サイフォンでコーヒーを淹れる時には、付属で付いてくるアルコールランプを使う方もいらっしゃるが、火の微調整が上手く出来ずに困った方も居られる筈だ。フラスコからロート部分に上がってしまったら、火力はそんなに要らずコーヒーが落ちない程度の弱火で良いからだ。今は生産中止で見る事は無くなったが、サイフォン専用のアルコールランプに代わる熱源だ。