やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

オーディオパーツ その2 SHURE V-15 TYPEⅢ カートリッジ

オーディオパーツ その2 SHURE V-15 TYPEⅢ カートリッジ

シュアーカートリッジ

 趣味等と言うものはどこか自分の五感との戦いのようなところがあって、これで満足だ等と言う事は無いと言って良い。もっと良い音があるのではないかとパーツを探し、自分で工夫出来るところはやってみる。東京に住んでいた頃は休みになると秋葉原に繰り出し、ガード下の小さなお店を覘き歩く。好きこそ物の上手なれと先人たちは言うが、事この趣味の世界は泥沼で、これで満足などと言うことも無く、決して上手にもならず、これでもかと言う程もがくのだ。ましてやある程度金を掛けなければ、満足のゆく音にはならない。目をつぶって聞いた時にそこにはオーケストラが、そしてビッグバンドが無くてはならない。それを目指して、あっちを弄りこっちを弄って、自分だけの音楽をを聞く道具を作っていくのだ。その意味で小さなパーツ一つで音が変わった時の喜びは非常に大きいのだ。

カートリッジ

 38年前にⅢが発売され、オーディオマニアに愛用され続けたカートリッジの最高峰、値段の意味ではないし既に製造中止になっている。プレイバック・スタンダードに使用された続けたシュアーV-15 。Ⅰ~Ⅱと続いて更に性能アップを図ったV-15 TYPEⅢの音は、低域から高域まで今迄以上、フラットで分厚い音を聞かせてくれた。このカートリッジは私のアナログオーディオ終焉の時まで、ずーと愛用品だったが、こんな小さなパーツ一つで音が変わる事は、アンプ、スピーカーを変えればもっと変わる事なのだ。だが有り余る財力があるわけじゃなし、どこかで妥協しなければならない。最初の意気込みでは長期計画で、良いものを一つずつ買い揃えていくはずが、途中で挫折して金額的には非常にバランスの悪い構成になってしまった。いつか紹介できるかと思うが、今では絶対にお目にかかれないパーツも紹介しようと思っている

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