やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

セシル・B・デミルの 十戒 ☆☆☆

セシル・B・デミルの 十戒 ☆☆☆

24星のロゴマーク

それぞれの3シーン

 この映画を見て思うのは画像構成がいかにも古く、2年違いで作られたベンハーと見比べても、撮影技術、セット、画面の鮮明度が全く違う。もっとも映像だけで言うなら、ベンハーは音声トラックを含めると、70mmとフィルムサイズが全く違うのだが、それらを除外しても物足りなさが残る。

 十戒の一つ一つのシーンを見ると大掛かりなセットを作ったとも思えるし、反面、ワンカットで撮った単調なシーンも見受けられて統一感が全く無い。そのなかの一つは、舞台劇をそのまま見せられているような、俳優全員が観客と向かい合う不自然さがある事など、あらゆるシーンにリアリティーが感じられず、古臭さが否めない。

 この映画を取り上げたのは昨日のロゴマークで、22個の星の数の事を書いたが、十戒の時のロゴマークはまだ24個だったので見比べてもらおうと、急遽今日にしたものだ。前回も書いた事だが、映画産業創成期から活躍してきた脚本家であり、プロデューサーであり、監督で、この映画が最後の作品になった事を考えると、今のようにテンポ良くと望むのがコクなのかもしれない。

晩年のセシル・B・デミル、チャールトン・ヘストン、海割れのシーン

コメント


認証コード9922

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.6.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional