液晶の盟主
2012.09.04
カテゴリ:その他
液晶の盟主
高度成長期の日本を引っ張ってきた電機メーカーの一つ、シャープの業績が低迷している。三洋はパナソニックに吸収されたけれど、これは元々兄弟会社の様なところがあったのと、日本の企業同士なので、ある意味仕方がないと思う面もあった。
私が幼い頃に早川電機と言う電機メーカーがあった。その頃父親が買った一体型のステレオのチューナー部分にマジックアイが付いたものだったが、猫の目のように動き、電波を目で確認できる最先端技術だった。『右の画像のように動く。』
これが後にシャープになるのだが、今そのシャープに外国資本が入ろうとしている。液晶の盟主だったシャープだからこそ、それに特化してしまい、外国の追い上げにも、技術があればこそ、油断してしまったのかもしれない。まだ予断を許さないが、今後外国資本が入ったら、大手電機メーカーとして初めてのケースになり、日本人としては真に哀しい事態と言える。