コーヒーミル
2013.01.20
カテゴリ：珈琲
コーヒーミル
日々使っているコーヒーミルも、豆をすり潰す臼タイプと、カットタイプがあって、私は交互に使い分けている。俗に臼タイプは熱を持つために、コーヒーの風味が逃げると言われ、その理由の基にカットミルが良いと言う人がいる。私の所有するミルは自分用に買った物ではあるが、今の状況を見越すように、がちがちの業務用を３５年ほど前に買ったものだ。家庭用のミルと違い、臼は堅牢で自宅用で使う分には、何代にもわたって使えるほど頑丈に出来ている。
写真のものはカットミルだが、臼式とはっきり違うところは、粉にしたコーヒー粉に甘皮が多く見える所だ。甘皮は渋みの元になるので取り除いた方が良いのだが、臼では目立たなくコーヒー粉に交じってしまうので、分かりにくくなってしまう。カットミルで挽いた方は、コーヒー粉の上に乗っかるので、吹き飛ばしやすく処理が簡単で良い。味の方はブラインドテストをしたら、おそらく違いが分からないだろうと思う位のものだが、コーヒーを焼くのも、ミルを使って粉にするのも、コーヒーを楽しく飲むための一つの作業だ。
