鈴懸の径
2013.03.13
カテゴリ:音楽
鈴懸の径
戦時中の1942年に佐伯孝夫作詞、灰田有紀彦作曲でビクターレコードから発売されますが、当時としては大変珍しい3拍子のこの曲を、1954年頃に鈴木章治が4拍子のスウィングジャズにアレンジして、自らのジャズバンド、リズムエースの演奏でヒットさせます。日本の流行歌をジャズアレンジした功績は大きく、後にベニー・グッドマン楽団のアルト・サックス奏者ピーナッツ・ハッコーがクラリネット奏者として鈴木章治のバンドに参加。TBSラジオで録音、放送され大好評になり、ピーナッツ・ハッコー自身も欧米巡演で演奏、録音したものが輸入されて更に大評判になるのです。私自身も色々な演奏パターンの中で録音が古いですが、オリジナル鈴木章治&ピーナッツ・ハッコー版が好きで買う事になったのです。