やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

ひとを見る物差し

ひとを見る物差し

人生の物差し

 人は其々自分の物差しを持っていると思うのです。その物差しも生まれ育つ小さなうちに身につくものから、大人になって痛い目に合いながら身に付くものまで様々です。小さなうちは周りの大人達が言う事が全てで、何疑う事無く身についてしまうものですが、その過程で友達と切磋琢磨して、自らの考えも交えて身につけていく事もあります。その時に身についた事柄は余程の事がない限り、良くも悪くも自らの生き方に反映されてしまいます。ですから他人と合わない物差しも出てきます。世間の常識と言う言葉がありますが、それは人と人との交流の中で、他人と上手に付き合うために生まれた知恵なのです。

 小さなうちに親や大人が教えなければ、子に聞く耳が無ければ、世に言う常識は伝承されず、誰もいい大人になった人間にあえて教える事はありません。そんな事も知らないのかと蔑まされるだけです。自分の常識は世間の非常識とも言い、社会に出てから、恥ずかしい思いをして身に付く事もあるでしょう。その逆に躾けてもらって感謝する事があったりします。大人は身近な人間の将来を思えば損になる事は教えず、自分の失敗を踏まえた物差しを指し出して見せるのです。先人たちは他人の飯を食ってみろとも言い、優しくもあり辛辣で、もまれて口惜しい思いで身についた事は生涯忘れないものです。

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