その昔。コーヒー雑学
2013.06.07
カテゴリ:珈琲
その昔。コーヒー雑学
結構古い話になりますが私が現役だった頃、胸の痛み苦しさがあったものですから、自宅からは遠かった、北総にある日本医科大まで行く事になったのです。一通りの検査も終わり医師との面談の時に、不整脈が起きているのでコーヒーの様な、カフェインを多く含むものは控える様にと言われてしまいました。私のし好品であるコーヒーを控える、これは一大事と自らコーヒーを焼いて飲んでいる事を話すと、それだけ気合が入っているのだったら仕方がないけれど、なるべく量を減らすようにとの事だったのです。
反面悪い事ばかりではなく先日書いた脳卒中の様に、コーヒーを飲む習慣がある人ほど、そのリスクが低いと言われ、コーヒーとがんの関係についても同じ事だと言われています。国立がん研究センターの10年の追跡研究で、40~60歳代の男女約9万人を、コーヒーを飲む習慣と肝がんの関係について調べています。その結果、コーヒーを毎日飲むグループのリスクは、ほとんど飲まないグループの約4分の1であるという結果が出ていますので、何かしらの病持ちは、どちらのリスクを取るかという事でもあるのです。