やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

ブーリン家の姉妹 ☆☆☆

ブーリン家の姉妹 ☆☆☆

幸せなひと時

 ヘンリー8世とその妻とを離婚させ、自らその座に収まる事になるアン・ブーリンと、その妹メアリーの波乱に富んだ生涯を描く。16世紀のイギリスを舞台に、ヘンリー8世の寵愛を受け、男子を生まない正妻を追い落とし、後に破滅の道を歩む事になるアン・ブーリン。そしてヘンリー8世との関係もありながら、断頭台に消えた姉アンが生んだ、後にエリザベス1世になる女児を、自らの手で育てる妹メアリー。そして弟であるジョージや父、母、伯父が深く関わる、ブーリン一族の愛憎悲劇だ。

 野心に燃えるブーリン姉妹の伯父は、ヘンリー8世が狩りのため自らの領土に来るのを機に、姉妹の父親に娘をヘンリー8世に引き合わせる各策をする。長女(史実では妹という説もあってはっきりしない)アンの野望に火が付き、伯父の申し出を引き受けるのだが、共にした狩りでヘンリー8世は、アンの不可抗力で怪我を負い、せっかくチャンスを失ってしまう。代わりに王の眼鏡にかなったのは、既に結婚していたメアリーだった。

 一家でロンドンまで呼び寄せられたブーリン家。だがメアリーの立場はあくまでも側室と言う形でしかない。ほとぼりを冷ますためにフランスに渡っていたアンが、伯父の意向でロンドンの家族の元へ戻り、宮殿でヘンリー8世と再会する。王からの愛人の申し出を簡単に断り、メアリーと同じ側室では嫌だ。関係を結ぶのなら正妻を離婚して、自分を妻にするよう王に迫りながら、必ず男の子を生むと宣言するのだ。王と言えども宗教上離婚は認められず、反対する忠臣を粛正してまでも、思いを遂げようとするが。

    コメント


    認証コード3228

    コメントは管理者の承認後に表示されます。

    powered by HAIK 7.6.1
    based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

    最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional