The Bourne Identity ☆☆☆☆☆
2014.05.03
カテゴリ:映画
The Bourne Identity ☆☆☆☆☆
マルセイユ沖で銃創がある男を漁船が救助した。船長自ら弾丸を摘出したが、尻の皮膚にはICチップが埋め込まれ、瀕死の男は記憶を失くしていた。傷も癒え漁船の仕事を手伝いながら、自分が誰なのかを探し始めるが、手がかりは皮膚の下に埋め込まれた、スイスチューリッヒ銀行のICチップのみ。下船の時に船長から幾ばくかの金を受け取り、向かった先は真冬のスイス。凍てつく公園のベンチで寝ていたところ、不審に思った警官二人に警棒で小突かれるが、無意識で一瞬うちに倒してしまう。その事で自分が格闘や銃器の扱いに優れ、その国の言葉さえも自由に操れる事に気がつく。ICチップに示された貸し金庫の中身は、アメリカ合衆国のパスポートや、自分の写真が貼ってある多数の偽造パスポートと拳銃。それにパリ在住のジェイソン・ボーンと言う名前と大量の各国紙幣だった。
昨夜の出来事でスイス警察に追われ、アメリカ領事館に逃げ込むが、無意識に出た拳に領事館の海兵隊からも追われる事に。辛うじてその場は外に逃げだし、領事館内で金銭トラブルで偶然居合わせた女に、1万ドルでパリまで連れて行くように頼む。距離の割の金額に逆に不審に思う女。1万ドルの現ナマを見せる事で、躊躇しながらも古びたミニクーパーは、一路フランスパリへ向かう。