可愛いメダカの今は
2014.05.12
カテゴリ：その他
可愛いメダカの今は
私が幼い頃の小川にはドジョウもいたしメダカもたくさんいた。一度ウナギが泳いでいるのを見たこともあって、それらの風景も当たり前としてあったが、昨今は事情がだいぶ違うらしい。東京を流れる多摩川にアマゾン原産の生物がたくさん生息していて、日本古来の動物たちの命を脅かしているという。これは多摩川に限った事ではないようで、あちこちの自治体の問題でもあるようだ。カミツキガメ、ワニ、ピラニア等々が住む多摩川は今ではタマゾンと言うそうな。さまざまな手立てを施しているというが、最初可愛いと思い飼っていても、成長したら手に余って捨ててしまい、日本の河川で増えて日本古来の魚たちが、餌として捕食され絶滅の危機にある。最後は人の善意が頼りではなく、輸入規制や購買者の住所氏名確認、買った以後の現状追跡、違反した場合の罰則などを設けなければ、日本の生態系は壊れて元に戻らなくなってしまう。今日の朝日新聞天声人語にも書いてあった、生態系の頂点にいる人間がやらかした事の一つはここ
