やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

ショーシャンクの空に ☆☆☆☆☆

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塀の中

 若くして有能な銀行家のアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、出て行った妻の浮気相手の家の前にいた。バーをはしごをした上傍らのウイスキーをラッパ飲み、ダッシュボードの拳銃に弾を込め、ふら付きながら門を入って行く姿が・・・。後日、裁判所の被告席には妻とその愛人を撃ち殺した罪でアンディーが座っていた。相手の家までは行ったが留守の上酔いもさめ、何事もなく家に帰ったと無罪を主張する。だが不利な証拠を示され判決は有罪。裁判官は残虐な行為に背筋も凍ると二人分の終身刑を言い渡す。

タイムワーナー

 殺していない事を証明出来る唯一の拳銃は、自ら捨てた川からは発見されず無罪の主張もはねつけられ刑務所へ。入獄の洗礼は素っ裸にされホースで水を掛けられ、虫除けの粉末を振りかけられて、そのまま自分の独房まで裸の行進だった。心を閉ざし続けたアンディは、調達係を任じるレッド(モーガン・フリーマン)に、自ら話しかける事で親しくなりその仲間に加わる。そんなある日、石を加工するために必要だと、小さなロックハンマーをレッドに注文して、コツコツと石をチェス用駒の加工に励み始めるが、同時にリタ・ヘイワーズのポスターも注文して、自分の房の壁に貼り付けていた。

無罪の主張

 やっと中の暮らしに慣れた頃、屋根の防水作業に駆り出され、その時耳にした刑務主任の兄が残した莫大な金とそれに掛る相続税。多額な税金を合法的に節税する見返りに、作業している全員へビールの提供を提案するアンディ。その事をきっかけに学歴と経歴に見合った場所へ移されるが、それは刑務所長の不正蓄財への加担を意味するのだった。

刑務所へ送られ

 そんな折50年の刑期の満了で出所が決まった老囚人ブルックス、刑務所を出たくないと刃物で仲間を脅す事件を起こす。この事は仲間内で解決されて出所の日を迎えるが50年は長過ぎた。変わり過ぎた社会に馴染めず自殺してしまう。入れ替わるように窃盗の罪で入獄した若者から、自分が殺したとされる事件は別に犯人がいて、その犯人の口から犯行の一部始終を聞いた話を耳にする。刑務所長に無実を主張して再調査を依頼するが、便利に使えて秘密が漏れないアンディを手放す訳がなかった。署長自らが若者を塀の外へ誘い出し、一部始終を聞きだし無実を確信した上で、脱獄を装うって撃ち殺してしまう。

刑務所の仲間

 無実を証明する機会を失ったアンディは、所長の悪事と職員達の節税対策に関わっていたが、所長に従順に金を架空口座に積み立て信頼を得ていた。ある時信用しきって確認も怠るようになった所長の口座書類と服、靴を身につけその上から囚人服を着て自分の房へ。それより少し前の運動の時間、昔、奥さんにプロポーズした場所と目印の石をレッドに事細かに教え、翌朝の点呼にアンディーの姿は消えていた。リタ・ヘイワーズからマリリン・モンローを経てラクウェル・ウェルチに変わった壁のポスターの裏にはぽっかり穴が。コツコツと小さなロックハンマーで20年も掛けて開けた穴だったのだ。

出所と脱獄と署長の自殺

 脱獄したアンディは銀行の架空名義の口座を解約すると共に、銀行の担当者に大きな封筒に入った証拠書類を、警察に送ってくれるように頼んでいた。前後してレッドにも仮釈放の時が来て、死んだブルックスと同じスーパーで働き、同じ部屋で寝起きするようになっていた。不正の情報で警察が刑務所を捜査を始めた時、所長は自室でピストルを喉元に引き金を引いていた。同じ頃アンディは国境を遠く離れたメキシコで、スポーツカーを走らせ、ボロ船の整備しながらレッドとの再会を待っていた。レッドに教えたプロポーズの場所は、自分が今いるメキシコまでの旅費と手紙が隠してある場所の事だったのだ。

町の名前を覚えているかい。

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