やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

日本政府は他力本願か

日本政府は他力本願か

 我々庶民は日々起こる出来事は報道で知るより他に術がないのだが、後藤さんの奥さんには早い段階からメールで接触があり、それを政府は警察を通じて知っていたと言う。それを踏まえた上で訪問した中東諸国。行くのなら発言には十分に注意をとの忠言も、口が滑ったのか意図したものかは知らないが、あっさりと対イスラム国対策費として2億ドル支援表明。これで彼のグループを挑発にしたのでは無いかの記者の質問には無視。国会の同じ質問にはテロには屈しない発言ばかりで、質問の趣旨を意図的に知らんふり。

同志社大・内藤正典氏

 対応時間はたっぷりあった筈なのに、最後に来てあわてていると言う印象だ。ヨルダンに頼んだ理由も、死刑囚と言う切り札を持っていたからだと言うが、どの国も自国民を助けるのが最優先のはずで、エースカードは他国のためには使えず、最大の援助国の日本に知らんふりは出来ないし、ヨルダンも板挟みになって大変だよ。それこそ自国の人質解放で実績のあるトルコの方が、カードも何も無い分まっさらで交渉が出来て、少なくとも後藤さんは救えた気がする。現実にトルコ国境まで後藤さんは連れてこられていたらしい。

後藤健二氏

 後手に回る政府のやり様は歯がゆくも情けない。最初国は身代金は出さないので個々で解決しろと言ったようで、奥さんは数通のメールのやり取りをしたと言うが、そこにも政府の介入は無かったと言う。ニュース番組に出演した内藤正典氏も、救えたチャンスをみすみす逃がしてしまった旨の発言をしていた。私は間違って誘拐された運転手の子供のために、身代金を払う事になる小説『キングの身代金(天国と地獄の原作)』考えていたが、結果はそうとはならず自国の子供のためにも、現時点使えるかも分からないようだ。

画像はニュース番組から

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