コーヒーを淹れる温度
2015.10.06
カテゴリ:珈琲
コーヒーを淹れる温度
日頃コーヒーを淹れる時のお湯の温度は90℃辺りで、瞬時に温度が分かるサーモメーターを使っている。最近はそのスイッチの調子が悪く切ったつもりが入りっぱなしになっていた。次の日に使おうとしたら電池切れを起こしていて、それに懲りて新たに買ってきた温度計。お湯に浸けてから時間を掛けてだらだらと数字が上がって行くタイプで、朝の忙しい時間に使うには不向きだった。コーヒーは高い温度で淹れると苦みが増し、低いとまろやかになる傾向にある。それ故私は絶えず同じお湯の温度で入れるようにしている。
皆さんが同じ思いでいるとは限らず、中には80℃程を薦めているサイトもあるので、仮に同じコーヒーを使って淹れたとしても、味、風味が大分違うと感じるはずだ。勿論淹れる器具もあるし技量も確実に影響するから、お湯の温度だけの問題ではないのだが。前にも書いた事があるが焙煎したての豆に、熱湯を掛けると収拾がつかないほど膨らんでしまい、二湯目を入れるタイミングが分からなくなってしまうのだ。それよりも何よりも熱湯で淹れたコーヒーは美味くない。味をみる上でも絶えず同じ条件で入れるのが一番だ。