やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

Road to Perdition ☆☆☆☆

Road to Perdition ☆☆☆☆

復讐

 トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウ、そうして007で6代目ジェームス・ボンドで名を馳せる前のダニエル・クレイグらが出演。大恐慌時代のシカゴを舞台に、父と息子の絆を描いたヒューマンドラマであるが、アイルランド系マフィアの殺し屋という裏の顔も持つ、マイケル・サリヴァンを長男のマイケルJrの目を通して描いている。イリノイ州ロックアイランドで、マフィアのボスとして君臨するジョン・ルーニーは、サリヴァン一家を自分の家族のように溺愛していた。

ロード

 ある日、仕事から帰ったばかりの父を,食事に呼ぶように母に言われたマイケルJrは、二階の父の部屋へ行くが、着替えながらベッドの上に置く拳銃を目にしてしまう。父の仕事への不信感があるマイケルは、雨の夜に出掛ける父の車に潜んでいた。車はルー二―宅から息子のコナーを乗せて、帳簿のごまかしを疑われる幹部の元へ・・・。父親のジョンには話をするだけだと念を押されたコナーが、自身の不正を暴かれそうになって相手を射殺。マイケルも用心棒たちをマシンガンで撃ち殺すのをマイケルJrに目撃されてしまう。

シカゴ

 ジョン・ルーニーは実の息子であるコナーには厳しく冷ややかで、コナーは日頃から苦々しく思っていた。組織の幹部会の席で父から自身の射殺事件を、激しく攻め立てられたコナーは、父への恐れと、そんな父に自分以上に溺愛されている、サリヴァン一家への嫉妬と憎悪があった。父ジョンの命令を装い、マイケル・サリヴァンを殺せば、借金をチャラにするという手紙を本人に持たせて、一人取り立てに向かわせるが、手紙を読んで震え出した相手を不審に思い、相手が雑誌の下に隠し持っていた銃を奪い、用心棒と共に射殺する。その一方、コナーはサリヴァン宅に忍び込み、マイケルJrと間違って、弟のピーターと母親を射殺していた。 手紙の内容で妻子の危機を察知したサリヴァンは、急いで帰宅するが暗い家のテーブルを前に、マイケルJrが一人座っていた。 

雨の銃撃

 コナーへの復讐を決意したサリヴァン。実の息子以上に愛したサリヴァン父子との間に板挟みになったジョンは、アル・カポネの幹部であるニッキ―にサリヴァン殺しを依頼、殺し屋のマグワイアには、マイケルJrには手を出すなと条件を付けたのだった。カポネの庇護にあるルー二―親子。埒が明かないと見たサリヴァンは、カポネの金に限定して銀行強盗を働き、ルー二―親子を見捨てさせる作戦に出る。かつて自分たちを愛してくれたジョンと、妻子の敵であるコナーを次々射殺。親子は海辺の小さな家でくつろぐが、突然サリヴァンの体を銃弾が突き抜ける。マイケルJrに銃を使わせたくない父サリヴァンは、瀕死の状態でマグワイアを射殺、泣きつづける息子の腕の中で息を引き取るのだった。

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