フィクサー ☆☆☆
2016.01.19
カテゴリ:映画
フィクサー ☆☆☆
スタートは必ずしも期待させるものでは無く、むしろ作品として外れだったなと思わせる展開から始まる。ニューヨークの巨大弁護士事務所は、製薬会社の農薬汚染集団訴訟をめぐり、被告側弁護の戦略を練っていた。その弁護士事務所に所属する“もみ消し屋”『フィクサー』(ジョージ・クルーニー)は、製薬会社の集団訴訟に関わっていた同僚の弁護士アーサー(トム・ウィルキンソン)が精神に異常をきたす事態になったと連絡を受け、その後始末をするためアーサーが収監されている警察へ向かうが自身は正常だと言い張る。
暇さえあればポーカーに明け暮れるマイケルは、アーサーが暴きだそうとしていた、大手製薬会社の土壌汚染の隠ぺい工作があると言う話も、最初はアーサーの病気が言わせていると全く関心が無かった。内部資料も整い公表を控えたある日、二人の男に突然襲われたアーサーは、自殺に見せかけた巧妙な手口で殺されてしまう。その死を不審に思ったマイケルは、アーサーの部屋から被害者に配る為の、不正資料製本預かり証を見つけるが、その為に自らも車に爆弾を仕掛けられ命を狙われる事になる。その黒幕(フィクサー)は