いじめも味方につけて
2016.08.01
カテゴリ:政治
いじめも味方につけて
私は長い間東京都民だった時もあり、千葉都民を経て今は千葉県民だから、都政の事をとやかく言う立場ではないが、今回の都知事選は収まるべきところへ収まったと思う。小池百合子氏の一歩先を行く戦略が、一つ一つ見事にはまり、党の結束をうたえばうたうほど、都民には見透かされ小池氏の大勝に結びついたと感じる。自民党都連会長である石原伸晃氏は、言う事を聞かない百合子憎さに、引退した父、慎太郎氏を引っ張り出し、親子やその他大勢で政治とは無関係な所で、扱き下ろしたのも都民の反感を買ったと思う。
慎太郎氏曰く『君のお父さんには昔世話になったから云々』と、娘である百合子氏を持ち上げ、当時の都知事への立候補を薦められたこともあると、テレビのインタビューで話していた。小池百合子氏の父、勇二郎氏は、石油製品などを扱う貿易会社を経営しつつ、政治にも興味を持っていたようだ。自民党青年部に在籍し1969年には、石原慎太郎氏による日本の新しい世代の会の推薦を受け、旧兵庫2区から衆議院議員総選挙に立候補した経験を持つ。旧知の間柄の百合子氏はその事を忘れているようだと言っているのだ。
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