大統領選に銃社会の影
2016.08.12
カテゴリ:政治
大統領選に銃社会の影
今月8日、ドナルド・トランプ氏がノースカロライナ州で行った演説で、ヒラリー・クリントン氏が最高裁判事を指名することに対する憂慮の意を表明したおり、『もし、ヒラリー・クリントン氏が判事を指名する立場になったら、我々には為す術がなくなる。(武器携帯の権利を定めた)憲法修正第2条を擁護する人々には、それを止める手段があるかもしれない。私にはよくわからないが。』と言ったようです。言い方としてぼかしているようにも思えますが、あからさまに暗殺を唆すように聞こえる事に、当のアメリカ人たちは何を思うのでしょう。自分の身は自分で守る。西部開拓時代から営々と続く銃絶対主義は、対立する大統領候補にさえ、当たり前のように向けられてしまうようです。