ホテイアオイの群生池
2016.10.04
カテゴリ：街の風景
ホテイアオイの群生池
我が家から歩いて2～3分の所に、この宅地の結構大きい調整池があります。最大長が160m余り広さが6000㎡程で、我が家が越してきた当初は何のためかスロープになっていて水際まで車で入ることもできたのです。誰が放流したのか魚も結構生息していて、週末になると釣竿を待って結構な人数が集まっていました。周りには元々フェンスがあったのですが、水際に続くスロープの部分だけは開いて、水面ぎりぎりまで車で入り込む人達もいました。さすがに管理者も危ないと思ったようです。スロープにはカギがかけられ、何人も入れなくなってしまいました。事故があってからでは遅いと判断したのは当然です。
釣り人もいなくなった池周辺には雑草が生い茂るようになり、釣られる心配がなくなった魚たちの楽園になったようです。数年前に散歩がてら通った時には、巨大な錦鯉が悠然と泳いでいる姿を見る事が出来たのです。最近は散歩をするのもルートが違うので、近付くことの無かった池の水面は一面花盛り。水中の大きな鯉さえも見えなくなるほど密生している植物の名は『ホテイアオイ』。花がきれいなので愛好家たちにはとても愛されている水生植物だそうで、当方が知らない内にこの水生植物の群生池になっていたのです。
我が家が当地に越した当初から水草はあるにはあったのですが、こんなに水面が見えなくなるほどではなく、魚たちが飛び跳ねる様子も見る事が出来たのです。何時ものように私はこの手の植物に弱く、検索した結果分かった名前なのです。ちなみにカミさんに名前を言って、それは何だと聞くと、水生植物だと当てたではないですか。日ごろ私が花の名前を聞くと○△□▲×▽◇だよ。と言うのも、まんざら嘘ではないと理解したのです。
