FOSTEX UP203super
2018.03.17
カテゴリ:Tools
FOSTEX UP203super
スピーカーの能力を最大限に引き出すためには、エンクロージャーの内容積とのマッチングが不可欠だ。ほとんどのユニットは内容積が大きい程、朗々と余裕のある音で鳴り響くが、だからと言って人間の居場所がなくなるほど大きくては現実的ではない。そこで知恵を巡らせて小さいながらも雄大な音を出せる、バスレフ型やバックロードフォンを生み出した。ウーファー等はどれだけの空気を動かせるかなので、口径が大きい程良い事になるが、低音域から高音域まで一本で鳴らす、フルレンジスピーカーは、口径を大きくすれば低音は出しやすいが高音は出にくくなる。口径を小さくすればその逆になる訳で、自ずと見合った口径が見えてくるし、逆に言うと低音も高音も中途半端という事になる。そこで其々の帯域のユニットを組み合わせた、2ウェイ~4ウェイのスピーカーの登場だ。