SCAJ 2023 スペシャルティー珈琲フェアー
SCAJ 2023 スペシャルティー珈琲フェアー
コーヒー好きが高じて一生の仕事にしようと決意した人。インスタントからレギュラーコーヒーに目覚めた人。レギュラーコーヒーに飽き足らず、ストレートの良さに気付いた人。プロ、アマを問わず、それらの人々が集うコーヒーフェアーが東京ビッグサイトであった。入場するには当日券を買う方法と、所属する業種のスタッフ(輸出業、輸入業、それらの商社、焙煎機器メーカー、焙煎業、小売業、店舗経営者、輸出する国の関係者、輸入する日本側の関係者、コーヒー抽出に使う器具のメーカー)等々。所属する部署のない人は当日券で入る一般扱いなのだが、カッコ内に書いた職種の他に、一般人も入り口でコンピューター管理されて、スキャナーで読み込まれた証明書を首にぶら下げることになる。
業者として登録を済ませて、中でそれなりの活動をすることができるが、例えば輸入業者として生豆を販売するとか、メーカーとして抽出したコーヒーを提供するとか、デモンストレーションをするとか、事前に申し込めば色々な活動ができる。当然ながら協賛金は付いて回るが・・・。アジア最大と謳うだけに足の踏み場もないほどごった返していた。
当然ながら首に下がる業種名を見て営業を仕掛ける人もいる。
焙煎コンテスト、抽出コンテスト等々、それを会場にいる人々に投票させて順位を決めるが、例えば焙煎コンテストにチーム参加を表明した場合は、生豆30kgが事前に渡されてその豆にあった試験焙煎を繰り返して、当日のコンテストに備えるようだ。世界中の主要焙煎機メーカーでは、1kgから数100kg単位の窯があり、試験焙煎も含めてその豆の特徴を見極めるためには、30kgでも足りないのかもしれない。もっともスパシャルティーコーヒーを売りにする焙煎業者は、そんなに大きな焙煎釜は使わないと思うが・・・。
下の写真はたまたま停泊していた海王丸。相棒の日本丸は練習航海かな・・・。