先生と言われるほど馬鹿じゃなし
2010.08.31
カテゴリ:政治
先生と言われるほど馬鹿じゃなし
かの永田町界隈にいらっしゃる方々同士は、先生と呼び合っているそうな。私が考えるに先生と呼んで良いのは学校の先生と、お医者さん位であと思い浮かんで来ないのだが、だからと言ってそう簡単に使う熟語でもないと思う。議員の皆さんは先生と呼ばれて当たり前と思っているのか、一部の議員を除いて否定しているところを見たことがない。
国会議員は一度やったら辞められないという。お互いを先生と呼び合って悦に入っている方は、『先生と言われるほど馬鹿じゃなし』という昔からの言い回し、ことわざの類をご存じないのだろう。周りがどんどん、おだて持ち上げると、我を忘れて木に登ってしまうらしく、そのうちに慣れっこになり、先生と呼ばれないと納得しなくなる程の魔力になるのだろう。
選挙で落ちればただの人で、先生と呼ばれる身とでは落差が大きすぎて、何としてもその味が忘れられず選挙の時だけ、米つきバッタよろしくペコペコするのか。それにしても国会議員を生業にしている人達は、我々国民とはかけ離れた感覚をお持ちでいらっしゃる。この人達の言動は軽く、支持表明をを簡単に翻しても仲間内では問題にしないらしいが、それを我々に簡単に当てはめてもらっては非常に迷惑する。連続しての永田町三代話で、何もなければこの続きはないのだが。