やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

ある公爵夫人の生涯 ☆☆☆

ある公爵夫人の生涯 ☆☆☆

ある公爵夫人生涯

デヴォンシャー公爵夫人肖像画

 日本も外国でも長く続く名門といわれる家系は、当主直系の血筋を残す事に汲々とするらしく、花嫁選びもいかに男子を産めるかを、嫁候補の母親に聞く事から始まり、その母親もいかに娘が男子を生む家系の出かをアピールするのです。

 18世紀後半のイギリス。貴族出身で美人の誉れ高い、ジョージアナ・スペンサーは17歳の誕生日の前日、名門貴族のデヴォンシャー公爵のもとに嫁いだのですが、公爵家の当主ウィリアムが望むのは、ただ単に男子を産む女性だったのです。

 結婚後は社交界の華として多くの注目を集めるのですが、デヴォンシャー公爵とは愛のない毎日を送っていたのです。単調な日々が続くある朝、執事が幼い女の子をジョージアナの前に連れて来たのです。不審に思うジョージアナに、ウィリアムは自分の手で育てるように言いつけるのですが・・・。

 ブログトップページのサムネイルは、子育て中のジョージアナの肖像画ですが、親友であるエリザベス・フォスターを愛人にされて苦しむも、ジョージアナは病の床でウィリアムの行く末をエリザベスに託すのです。後世、この家系から同じような境遇の女性が現れ、同じように苦しみ、そしてまた同じ悲劇を繰り返してしまうのです。

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